ピル服用時の生理痛、鎮痛剤併用で血栓ができやすくなる?

ピルは服用することによって月経時の出血量を抑える効果があるとされています。これは子宮内膜を増殖させるホルモンの量を調節することによって、生理の際に体外に排出される内膜組織自体を減らしていくことができるのです。これによって必然的に血液の量も減らすことができ、敷いては生理痛の緩和にも繋がっていきます。
ただ、このピルの服用には注意点もあり、飲み忘れやピル服用時の下痢、嘔吐などによって不正出血があったり、生理痛がひどくなってしまうこともあるのです。この場合、生理痛を少しでも和らげようと鎮痛剤を併用していくという人もいるでしょう。
ただ、ここでも注意が必要なケースがあります。というのも、ピルの服用はそれによって血栓症のリスクを高めてしまいます。これに鎮痛剤の成分を併用することで、血栓の症状をさらに進めてしまう可能性があるのです。
市販されている鎮痛剤であればあまり問題はないのですが、その含まれている成分、抗生物質成分によっては使用は厳禁です。例えば、抗生物質の中でもテトラサイクリン系、ペニシリン系の成分はピルの効果を弱めてしまったり、先にも述べたように血栓のリスクをより高めていきます。これらの成分が入った薬は歯医者や内科などで処方される可能性もあるので、受診の際は前もってピルを服用している旨を担当医に伝えていくようにしましょう。
そうすることで薬の併用に関するトラブルを未然に防ぐことができますし、ピルの避妊効果、治療効果をより確実に得ていくことができます。市販されている薬の中でも、併用に不安を感じる場合には事前にかかりつけ医、担当医に相談をしてみることをおすすめします。より安心してピルを使用していくために、この確認作業は欠かせません。